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【ペット葬儀・火葬の費用】動物種・火葬方法・業者別の相場と見積もりの見方

読了 22分

個別・合同火葬の違い、訪問火葬のしくみと費用の確認ポイント。

大切な家族を見送るとき、「ペットの葬儀って、いくらかかるのだろう」と不安になる方は少なくありません。急なお別れで気持ちが落ち着かないまま、業者へ問い合わせることをためらってしまう。そんな声も聞かれます。

実は、ペット葬儀の費用は「動物の種類とサイズ」「火葬の方法」「依頼する業者」の3つでおおよそ決まります。仕組みを知っておけば、提示された金額が納得できるものかどうかを落ち着いて判断できます。

本稿では『ones ceremony』が、種類別の相場一覧から追加費用の発生しやすいオプション、見積もりで確認したいポイントまでを紹介します。まずは費用の目安を知っておきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

【動物種・サイズ別】ペットの火葬相場一覧表(大型犬/中型犬/小型犬/猫/小動物/爬虫類・その他)

※本セクションはあくまで費用相場の目安としてご覧ください。

ペットの火葬費用は、体の大きさと火葬方法の組み合わせで決まります。体が大きいほど火葬に時間がかかるため、その分だけ料金が上がる仕組みです。ご家族の種類とサイズに近い行を目安にご覧ください。

【犬の場合】

種類・体重犬種の例合同火葬一任個別火葬立会い個別火葬
超小型犬(2〜5kg)チワワ、トイプードル、ポメラニアン16,000〜20,000円21,000〜24,000円23,000〜25,000円
小型犬(5〜10kg)ミニチュアダックスフンド、シーズー、パグ20,000〜25,000円25,000〜30,000円27,000〜35,000円
中型犬(10〜25kg)柴犬、ビーグル、ウェルシュコーギー30,000〜35,000円35,000〜40,000円37,000〜45,000円
大型犬(40kg以上)ゴールデンレトリバー、シベリアンハスキー50,000円〜55,000円〜57,000円〜

【猫の場合】

種類・体重猫種の例合同火葬一任個別火葬立会い個別火葬
猫(2〜5kg)日本猫、スコティッシュフォールド、メインクーン16,000〜20,000円23,000〜25,000円21,000〜24,000円
小型犬(5〜10kg)メインクーン・ラグドール・ノルウェージャン20,000〜25,000円25,000〜30,000円27,000〜35,000円

【小動物の場合】

種類・体重動物の例合同火葬一任個別火葬立会い個別火葬
ハムスターなどハムスター、ハリネズミ、デグー、モモンガ12,000〜15,000円17,000〜20,000円19,000〜22,000円
うさぎ(2kg以上)うさぎ、フェレット、モルモット、チンチラ16,000〜20,000円21,000〜24,000円23,000〜25,000円

【鳥類の場合】

種類動物の例合同火葬一任個別火葬立会い個別火葬
小鳥インコ、文鳥、ジュウシマツ、オウム、フクロウ12,000〜15,000円17,000〜20,000円19,000〜22,000円

【爬虫類・両生類・アクアリウム類の場合】

種類動物の例費用の目安
爬虫類・両生類カメ、トカゲ、ヘビ、ヤモリ、イグアナ、カエル、ウーパールーパー小鳥・ハムスターと同じ区分で扱われることが多い
アクアリウム類金魚、メダカ、ベタ、アロワナ、コイ同上

表の金額は火葬そのものの料金です。骨壺や副葬品のお花などを加えると、+10,000〜30,000円ほど見込んでおくと安心です。

また、以下のような例外となるケースもあります。

25〜40kgの犬は、業者によって中型・大型のどちらで扱うかが分かれる体重40kg以上は火葬炉の構造上、対応が難しい場合がある鶏・豚・牛・馬など家畜として飼われている動物は、火葬の対象外とされるのが一般的

いずれも、問い合わせの段階で体重と種類を伝えておけば確認できます。ひと言添えるだけで、当日の行き違いを防げるので把握しておきましょう。

【火葬方法別】ペット火葬の費用相場

※本セクションはあくまで費用相場の目安としてご覧ください。

同じサイズのペットでも金額に幅があるのは、火葬の方法が3種類あるためです。

返骨の有無や立ち会えるかどうかが変わり、費用もそれに応じて上下します。まずはおおよその全体像を比べてみましょう。

火葬方法費用の目安返骨立会い依頼できる先
合同火葬8,000〜15,000円なし不可自治体・ペット霊園・訪問ペット火葬業者
一任個別火葬15,000〜20,000円あり不可ペット霊園・訪問ペット火葬業者
立会い個別火葬20,000〜40,000円あり可能ペット霊園・訪問ペット火葬業者

合同火葬の相場

【依頼可能先】
・自治体
・ペット霊園
・訪問ペット火葬業者

合同火葬の目安は8,000〜15,000円ほど。3つの方法のなかでは、最もお求めやすい選択肢です。

合同火葬とは、他のペットたちと一緒に火葬し、そのまま合同で埋葬する形を指します。

そのため、遺骨が手元に戻ることがないという点を覚えておきましょう。

合同火葬は以下のような方におすすめです。

  • 費用をできるだけ抑えたい
  • 他のペットたちと一緒に眠らせてあげたい
  • 自宅に遺骨を置くスペースがない

あとから遺骨だけを取り出すことはできないため、遺骨を手元に残したい気持ちが少しでもある方にはおすすめできません。

一任個別火葬の相場

依頼可能先
・ペット霊園
・訪問ペット火葬業者

一任個別火葬の目安は15,000〜20,000円ほど合同火葬に比べると数千円ほど上がりますが、その子だけを個別に火葬してもらえる方法です。

立ち会いはできませんが、スタッフが拾骨して遺骨を返してくれるので、以下のような方に選ばれています。

  • 遺骨を手元に残したい
  • 仕事や家族の都合で立ち会う時間を取りにくい
  • 火葬の場に立ち会うのは気持ちの面でつらい

返された遺骨は、骨壺での手元供養や霊園への納骨など、ご家族の希望する形で供養できます。

立会い個別火葬の相場

立会い個別火葬の目安は20,000〜40,000円ほど。費用は高めですが、最後まで見送れる火葬方法です。

飼い主が火葬に立ち会い、自らお骨上げを行います。人の葬儀に近い流れで進むため、家族揃ってお別れの時間を持てるのが大きな違いです。

ただし、立ち会える枠は1日に数件までと、制限を設けている業者も少なくありません。希望される場合は、早めに日程を相談しておくと安心です。

ペット火葬ができる業者は3種類

ペット火葬の依頼先は「公営火葬場」「ペット霊園」「訪問ペット火葬業者」の3つが一般的です。

どこに頼むかで、選べる火葬方法も当日の流れも変わります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

公営火葬場

【対応できる火葬方法】

・合同火葬(自治体によって異なる)

公営火葬場は、市区町村が運営している施設です。自治体の窓口に申し込む形で、費用を抑えやすいのが特徴といえます。

ただし、他のペットとまとめて処理されるケースが多く、遺骨は返されないのが一般的です。

公営火葬場は以下のような方におすすめです。

費用をできるだけ抑えたい遺骨を手元に残す予定がないお住まいの自治体が対応している

セレモニーや立ち会いには対応していないことがほとんどである為、人と同じように見送ってあげたい方にはおすすめできません。

ペット霊園

【対応できる火葬方法】

・合同火葬

・一任個別火葬

・立会い個別火葬

ペット霊園は、火葬炉と墓地を備えた民間の施設です。火葬から納骨、その後の供養までを一か所でワンストップで依頼可能です。

セレモニーや永代供養など、プランの幅が広いのも民間ならではといえるでしょう。

ペット霊園は以下のような方におすすめです。

火葬のあとの納骨先まで一度に決めたい人と同じような形で見送ってあげたいお参りできる場所を用意してあげたい

注意したいのは、施設まで遺体を運ぶ必要がある点です。車が使えない場合や霊園が遠い場合は、移動の負担が大きくなる可能性があることを覚えておきましょう。

訪問ペット火葬業者

【対応できる火葬方法】

・合同火葬

・一任個別火葬

・立会い個別火葬

訪問ペット火葬業者は、火葬炉を積んだ車で自宅まで来てくれるサービスです。遺体を運ぶ必要がなく、住み慣れた家のそばでお別れができます

24時間受付や即日対応をうたう業者も多く、深夜や早朝に亡くなった場合でも相談しやすいのが利点です。

訪問ペット火葬業者は以下のような方におすすめです。

遺体を運ぶ手段がない自宅や近くの場所で静かに見送りたい何から始めればよいか相談しながら進めたい

一方で、参入している業者の数が前述した火葬方法よりも多いため、業者選びに時間がかかります。当サイトで紹介している〇〇では〜〜〜アフィリンク設置。

公営(自治体)と民営、費用はどう違う?

公営と民営では、費用に数千円から数万円のひらきが出ます。

返骨の可否や受付できる時間帯も変わるため、費用の違いと内容について比べてみましょう。

公営(自治体)民営(ペット霊園・訪問火葬業者)
費用の目安無料〜数千円8,000〜40,000円
火葬方法合同火葬が中心合同・一任個別・立会い個別から選べる
返骨されないことが多い個別火葬なら可能
立会い・セレモニー対応していないことがほとんど対応している業者が多い
受付時間平日の窓口対応が中心24時間受付や即日対応の業者もある
申し込み先市区町村の窓口各施設・各業者へ直接

参考:大阪市「ペットなどが死んだ場合の引き取り」(https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000370528.html)/横浜市「動物の死体」(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/gomi/shushu/das5.html)

公営の料金体系は自治体ごとに異なります。大阪市のように体重に応じて金額が決まるところもあれば、横浜市のように体重を問わず一律のところもあります。また、港区では受け入れられる体重に制限を設けている自治体も存在します。

参考:大阪市「ペットなどが死んだ場合の引き取り」(https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000370528.html)/横浜市「動物の死体」(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/gomi/shushu/das5.html)

そのため、公営と民営を比べる際は、大まかに以下の3点を重点に比較すると良いです。

お住まいの自治体が受け入れに対応しているか体重や種類に制限がないか遺骨を手元に残したいかどうか

遺骨を返してほしい、立ち会って見送りたいという希望があるなら、選択肢は民営に絞られます。

費用の差だけで決めてしまうと、あとから取り返しがつかない部分が出てくる為、優先したい条件から考えていきましょう。

ペット葬儀で追加費用がかかりやすいオプション

見積もりの金額と最終的な支払額が食い違う原因は、そのほとんどがオプション費用です。

あらかじめオプション内容とその相場を知っておけば、当日になって慌てずに済むので目を通しておきましょう。

オプション内容費用の目安発生しやすい場面
お迎え(引き取り)無料〜距離に応じて加算出張エリア外への訪問を依頼したとき
骨壺3,000〜5,000円基本料金に骨壺が含まれていないとき
遺骨の配送10,000円程度立ち会わずに遺骨を自宅へ届けてもらうとき
3,000〜5,000円自分で用意しなかったとき
副葬品の花3,000〜5,000円棺に花を入れて見送りたいとき
遺骨ペンダント2,000〜4,000円手元供養のグッズを追加したとき
深夜・早朝の割増1時間あたり1,500円程度〜夜間や早朝に対応を依頼したとき

お迎え(引き取り)費用

【費用の目安】

無料〜距離に応じて加算

訪問ペット火葬では、出張エリア内であれば基本料金にお迎えの費用が含まれているケースが多く見られます。

一方、エリア外から依頼した場合は、移動距離に応じた出張費が上乗せされます。訪問火葬は手軽な反面、距離によっては霊園へ持ち込むより高くなる可能性があることを覚えておきましょう。

申し込みの前に、以下の2点を確認しておくと安心です。

自宅が出張エリアに入っているかエリア外の場合、加算額はいくらか

返骨・骨壷代

【費用の目安】

・骨壺 3,000〜5,000円

・遺骨の配送 10,000円程度

個別火葬を選んでも、骨壺代が基本料金に含まれているとは限りません。骨壺はペットの体格に合わせてサイズを選ぶため、大きくなるほど価格も上がります。

また、立ち会わずに遺骨を自宅へ届けてもらう場合は、配送料が別途必要です。「返骨あり」と書かれていても、どこまでが料金に含まれるかは業者ごとに違う為、内訳まで確かめておきましょう。

法要・お別れ会費用

【費用の目安】

数千円〜数万円

法要・お別れ会費用とは、火葬の前後に祭壇を設けたり、僧侶に読経をお願いしたりする場合の費用です

この会費は、内容によって金額の幅が大きい項目でもあります。人と同じような形で見送りたい方は、以下のような点を早めに相談しておきましょう。

セレモニーの有無と時間参列できる人数読経を依頼するかどうか

また、四十九日や一周忌の法要をお願いするときも同様に発生するので、覚えておきましょう。

深夜・早朝対応の割増料金

【費用の目安】

1時間あたり1,500円程度〜

夜間や早朝の対応に、追加料金を設けている業者は少なくありません。18時以降は1時間ごとに加算する、といった形が一般的です。

ペットとのお別れは時間を選べません。ただ、安置の方法さえ整えられれば、翌日以降に落ち着いて依頼することもできます。深夜に慌てて申し込むと割増分だけ負担が増える為、まずは落ち着いて業者へ相談してみてください。

火葬のあとにかかる供養の費用|遺骨の行き先で変わる

返骨された遺骨をどこに納めるかで、その後の費用は大きく変わります

火葬の金額だけを見て予算を組むのではなく、その後のことも考慮して業者選びをしましょう。

遺骨の行き先費用の目安特徴
手元供養数百円〜数万円骨壺のまま自宅に置く。仏具やペンダントを揃えると加算される
納骨堂年間5,000円〜数万円屋内の棚に個別で安置。年単位の管理料がかかる
合同墓(合祀)数万円他のペットと一緒に埋葬。あとから取り出すことはできない
個別墓数十万〜100万円程度区画料と墓石代が必要。お参りできる専用の場所を持てる
自宅の敷地への埋葬費用はかからない所有する土地に限られる。公園や他人の土地には埋葬できない

四十九日や一周忌に読経をお願いする場合は、お布施として数万円ほどを見込んでおきましょう。

また、火葬を依頼した霊園のなかには、一定期間の納骨を無料で預かってくれるところもあります。すぐに納骨先を決められない場合は、こうしたサービスの有無もあわせて確認しておきましょう。

遺骨の行き先を決めるときは、以下の3点を整理して検討してみましょう。

すぐに納骨するか、しばらく手元に置くかお参りできる場所が必要かどうか毎年の管理料を続けて払えるか

遺骨の行き先は、急いで決める必要はありません。まずは手元供養から始めて、気持ちが落ち着いてから納骨先を探すのもひとつの方法である為、ご家族のペースで考えていきましょう。

見積もりで確認したいチェックポイント

葬儀サービスをめぐる相談では、見積書を受け取れなかった、追加のサービスが高額だったといった料金に関する内容も目立ちます。

大切な家族を失った直後は冷静な判断が難しいものですが、だからこそ確認する項目を先に決めておきましょう。

確認する項目見ておきたい内容
見積書の形式口頭ではなく、書面やメールで受け取れるか
総額の内訳骨壺・棺・お迎え・返骨がどこまで含まれるか
追加料金の条件どんなときに、いくら加算されるか
キャンセル規定いつから、いくらのキャンセル料が発生するか
支払い方法現金以外に対応しているか、支払いのタイミングはいつか
火葬証明書火葬したことを証明する書類を発行してもらえるか

参考:国民生活センター「墓・葬儀サービス(各種相談の件数や傾向)」(https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/sougi.html)

とくに注意したいのが、口頭だけで話を進めてしまうケースです。電話で伝えられた金額と当日の請求額が違っても、記録が残っていなければ話し合いは難しくなります。

落ち着いて進めるために、以下の3つを意識してみてください。

金額は書面で残してもらう気になる点はその場で質問する急かされても、その場で契約を決めない

もし不当な請求を受けたと感じたら、お住まいの消費生活センターに相談できます。消費者ホットライン「188」から、身近な窓口を案内してもらえる為、一人で抱え込まずに声をかけてみてください。

ペット火葬・葬儀において費用以外に確認すべき、業者選びの注意点

金額が納得できるものでも、依頼先の対応に不安が残っては意味がありません。申し込む前に、以下3つの視点から確かめておきましょう。

・移動火葬車の届出・許可の有無・料金表が事前に公開されているか・口コミ・実績の確認方法

移動火葬車の届出・許可の有無

ペット火葬には全国共通の免許制度がありません。その代わり、市区町村がそれぞれ条例を定めて規制しています。

移動火葬車については、事前の届出を求める自治体と、市長の許可を必要とする自治体に分かれます。許可制の地域では、許可を受けた業者しか火葬を行えません。

その為、お住まいの自治体のサイトで、以下を確認するのが良いでしょう。

ペット霊園や移動火葬に関する条例があるか許可・届出を済ませた事業者の一覧が公開されているか

参考:地方自治研究機構「ペット霊園規制条例」(https://www.rilg.or.jp/htdocs/img/reiki/137_pet_cemetery.htm)/草加市「移動火葬車両によるペット火葬の許可を受けている事業者」(https://www.city.soka.saitama.jp/cont/s1704/020/010/010/07.html)

料金表が事前に公開されているか

料金の考え方は、その業者の姿勢がよく表れる部分です。体重ごとの区分やプランごとの金額がサイトに載っていれば、比較の土台ができます。

反対に、金額の記載が「〇〇円〜」だけで止まっているケースは注意が必要です。問い合わせたときに総額を答えてもらえるかどうかで判断しましょう。

電話では、以下を伝えたうえで金額を聞いてみてください。

ペットの種類と体重希望する火葬方法返骨と骨壺の希望

この3つを伝えて具体的な金額が返ってこない場合は、他の業者にも問い合わせてみることをおすすめします。

口コミ・実績の確認方法

公式サイトに書かれているのは、業者が伝えたい情報です。実際に利用した方の声とあわせて見ることで、輪郭がはっきりしてきます。

見るべきは点数そのものより、書かれている内容です。とくに料金や連絡についての記述は、自分が同じ立場になったときの参考になります。その他にも、以下も確認しておくと業者選びの判断材料に役立ちますよ。

対応してきた件数や運営年数動物葬祭ディレクターなどの資格を持つスタッフがいるか問い合わせたときの説明が分かりやすいか

最初の電話は、その業者の対応を知る機会でもあります。悲しみのなかで話を聞いてくれる相手かどうかを、ご自身の感覚で確かめてみてください。

費用と一緒に進めたい手続き|犬は30日以内の届出

火葬の手配と並行して、忘れずに済ませておきたい届出があります。とくに犬は法律で期限が定められている為、早めに確認しておきましょう。

対象届出先期限
犬(マイクロチップ未登録)お住まいの市区町村の窓口死亡から30日以内
犬・猫(マイクロチップ登録済み)環境省「犬と猫のマイクロチップ情報登録」速やかに(手数料は無料)
猫(マイクロチップ未登録)届出は不要

参考:大月市「犬の登録及び各種届出と狂犬病予防注射」(https://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kurashi/kankyo/kyoukenbyou_yobouchuusha.html)/環境省「犬と猫のマイクロチップ情報登録」(https://reg.mc.env.go.jp/)

犬の死亡届は、狂犬病予防法にもとづく手続きです。届け出ないままだと登録が残り続け、翌年以降も予防注射の案内が届いてしまいます。

提出先は市役所や保健所、生活衛生課など、自治体によって名称が異なります。手続きの際は、以下を手元に用意しておきましょう。

犬の鑑札狂犬病予防注射済票飼い主の本人確認書類

また、マイクロチップを登録している場合は、環境省のサイトからオンラインで届け出られます。自治体によっては、この届出で市区町村への手続きを兼ねられることもある為、お住まいの窓口の案内を確認してみてください。

よくある質問(FAQ)

ペット葬儀・火葬の費用について、よく寄せられる質問をまとめました。

ペットの火葬費用に相場より安すぎる業者は大丈夫?

基本料金だけを低く見せ、当日になって追加を求めるケースがあります。判断の材料は金額そのものではなく、総額の内訳が示されるかどうかです。

骨壺・お迎え・返骨まで含めた金額を書面で出してもらえるなら、負担が軽くても心配は要りません。

火葬費用の支払いはいつ・どのような方法でできますか?

火葬が終わったあとに現金で支払う形が主流です。ただ、クレジットカードや事前の振込に対応している業者も増えています。

現金しか使えない場合、手元の用意が間に合わないこともある為、申し込みの時点で支払い方法とタイミングを確認しておきましょう。

火葬費用に補助金は使えますか?

ペットの火葬に補助金を出す制度は、基本的にありません。ペットは法律上「物」として扱われるためです。

費用の負担を軽くしたい場合は、自治体が行う火葬サービスの利用が選択肢になります。ただし遺骨は返されないことが多いので、その点は割り切る必要があります。

体重が増えると費用はどれくらい上がりますか?

多くの業者は体重で区分を分けており、ひとつ上の区分に移るごとにおよそ5,000〜10,000円ずつ上がります。体が大きいほど火葬に時間がかかり、燃料費も増えるためです。区分の境目に近い体重の場合は、どちらで計算されるかを先に聞いておくと安心です。

訪問火葬でも立ち会いや個別火葬は選べますか?

選べます。訪問火葬は「どこに頼むか」の分類であり、火葬の方法とは別の話です。

多くの業者が合同・一任個別・立会い個別の3つを用意しています。自宅の前でお骨上げまで行うこともできる為、希望する形を伝えて相談してみてください。

首輪やおもちゃを一緒に入れてもらえますか?

金属やプラスチックを含むものは、断られることがほとんどです。有害な物質が出るおそれがあるうえ、溶け残りが遺骨に付いてしまうためです。

紙や布、生花であれば受け入れてもらえるケースが多く見られます。市販のペット用の棺も、素材によっては使えないことがあるので事前に確認しましょう。

亡くなってから何日以内に火葬すればよいですか?

法律上の期限はありません。ただし、遺体の状態は季節や安置の方法で大きく変わります。

保冷剤やドライアイスで冷やしながら安置すれば、数日待つことも可能です。まずは安置の方法を業者に相談し、そのうえで日程を決めていきましょう。

火葬の予約はいつまでに取ればよいですか?

訪問火葬なら、当日や翌日の対応が可能な業者も少なくありません。

一方、立ち会いを希望する場合や霊園で行う場合は、枠が限られます。土日は埋まりやすい為、家族そろって見送りたいときは早めに相談しておきましょう。

まとめ

ペット葬儀の費用は、ペットの種類と体重、火葬の方法、そして依頼先の3つで決まります。小動物なら1万円台から、大型犬では5万円を超えることもあり、同じ子でも選ぶ方法によって金額は倍近く変わります。

気をつけたいのは、火葬料金がすべてではないという点です。骨壺やお迎え、納骨先の費用まで含めて考えておくと、あとから慌てずに済みます。見積もりは書面で受け取り、総額の内訳をそろえて比べてみてください。

そして何より大切なのは、どう見送ってあげたいかという気持ちです。金額だけで決めてしまうと、立ち会えなかったことや遺骨を残せなかったことが、あとになって心に残ることもあります。

ones ceremonyでは、信頼できる業者選びから供養の進め方までをご案内しています。大切な家族との最後の時間を、後悔のない形で過ごしていただけたらうれしいです。

必要なときに、もう一度読めるように。

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